レポート・リザルトReport & Result

開催場所:ツインリンクもてぎ北ショートコース
開催日:2019年11月16〜17日

コース:ツインリンクもてぎ北ショートコース | 天候:晴れ| 路面状況:ドライ | 参加台数:29台


2019年オートバックス全日本カート選手権OK部門第9戦/第10戦は、11月16〜17日の2日間、栃木県・ツインリンクもてぎ北ショートコースで開催された。

オートバックスOKシリーズも今回が最終イベント。今季のシリーズチャンピオンが決定する戦いとなる。ランキングトップは11年ぶりのチャンピオンを狙う佐々木大樹(TONYKART/VRTEX/BS)、2番手に渡会太一(DragoCorse/TM/BS)、3番手朝日ターボ(EXPRIT/TM/DL)、4番手皆木駿輔(Crocpromotion/TM/DL)、6番手山田杯利(Crocpromotion/IAME/BS)の5人にチャンピオンの可能性が残されているものの、状況は佐々木が優位となっていた。

小高一斗が大逆転優勝! タイトル争いは第10戦へ

土曜日に行われたタイムトライアル。1組目でアタックした渡会が総合トップを獲得。2位には山田、3位古谷悠河(TONYKART/VRTEX/BS)、4位佐々木と続く。逆転でのタイトル獲得を目指す皆木は11位、朝日は17位と出遅れることとなった。

続いて行われた予選ヒートでは、渡会が好スタートからレースをリード。2番手に佐々木がつけるが、7周目の複合ヘアピンで小高一斗(Crocpromotion/TM/BS)が2番手に浮上する。さらに8周目には山田が佐々木をかわし3番手に浮上する。トップの渡会と2番手小高との差はコンマ5秒ほど。

しかし、終盤に入っても渡会のペースが落ちず、小高の接近を許さない。そのまま逃げ切った渡会がトップチェッカー。逆転でのタイトル獲得へ望みをつないだ。

 

26周の決勝ヒート。好スタートを見せたのは2ndスタートの小高。一方、PPスタートの渡会は大きく遅れ、10番手ほどまでドロップ。追い上げのレースを強いられる。トップの小高に接近したのが山田と佐々木。4周目には山田がトップに上がりレースをリードしていく。その山田を佐々木がかわしトップに浮上。佐々木は渡会の前でチェッカーを受ければ、この第9戦でタイトル決定となるため、大きくチャンピオンに近づいたこととなる。

 

しかし、13周目には小高がトップを奪い、さらに山田も2番手に浮上。出遅れていた渡会もトップグループへと戻り、佐々木をかわしていく。

 

渡会は、25周目には小高もかわしトップに浮上。しかし小高も渡会をマークしたまま最終ラップを迎える。最後の勝負ところ、インを閉める渡会に対し、クロスラインを取る小高。立ち上がりで逆転に成功した小高がそのままチェッカーへと飛び込み、最高峰クラス初優勝。2位に渡会、3位に佐々木と続き、タイトル争いは第10戦に持ちこされることとなった。


小高一斗/優勝ドライバーのコメント

SUGO大会からの出場で、久しぶりのカートレースということもありいろいろと難しいこともありました。少しずつセットを詰めていった効果だと思います。午後のレースは、全員が新品タイヤとなり、また仕切り直しですが、続けて勝てるようにかんばります。


森山冬星が初優勝! チャンピオンは佐々木大樹が獲得!

第10戦の予選ヒート。ここではPPスタートの渡会が好ダッシュを見せ、ホールショットを奪うとそのままレースをリード。2番手には山田が続くが、徐々に渡会に離されていく。その渡会に接近したのが、佐々木。佐々木は14周目のヘアピンでインを奪い、2番手に浮上する。

トップの渡会は危なげなく走り、トップでチェッカー。佐々木が2位に入り、チャンピオンに王手をかけた。

決勝ヒートでは山田がホールショットを奪うも、すぐに佐々木が抜きトップに上がる。一方、優勝が絶対条件の渡会は、今回もスタートで集団に飲み込まれ、大きく遅れることとなる。トップの佐々木は山田を従えながら周回を重ねていく。

終盤、トップグループに加わってきたにのが森山冬星(TEAM WOLF、PRAGA/IAME/BS)。森山は24周目に佐々木をかわすと、その後はやや引き離す勢いでトップを守り、チェッカー。OKクラス2年目にして初優勝を飾った。2位には佐々木が入り、11年ぶりの最高峰タイトルを獲得した。

森山冬星/優勝ドライバーのコメント

自分のペースのほうが良かったので早めに仕掛けようと思っていました。これまでは苦しいレースが多かったですが、優勝できてうれしいです。今後もプロドライバーになるためにもっと努力していきたいと思います。


佐々木大樹/チャンピオンドライバーのコメント

トニーカートRTJに加入して以来、チャンピオンを獲れていなかったのでやっと獲ることができうれしいです。レースは何があるかわからないので、最後は安全マージンを確保して走っていました。森山選手は父のチームの選手ですし(笑)、最後は父が立ちふさがるのかなと。
来年以降もカートレースを盛り上げていきたいと思います。