はじめに About us

ARTA Projectは、1997年に株式会社オートバックスセブンと鈴木亜久里が、「世界に通用する日本人ドライバーの育成」をスローガンに立ち上げた、ドライバー育成プロジェクトです。

活動当初は、カート、F3、GT選手権(現在のSUPER GT)、Formula Nipponを網羅して活動をしていました。その後国内だけではなく、ヨーロッパのF3やトップフォーミュラなどにも進出、さらには、アメリカのインディカー・シリーズにも挑戦しました。

ARTA Projectは、今後さらに日本のモータースポーツの発展に寄与できるよう、オートバックス、ホンダを始めとするたくさんのパートナーとともに、SUPER GTへの参戦ならびに若手ドライバーの育成のために、全日本カート選手権の協賛を続けて参ります。

ARTA Project プロデューサー 鈴木亜久里

おととしから始まった新型コロナウィルス禍は、昨年も猛威を振るい、多方面に大きな影響をもたらしました。

そんな中ですが、SUPER GTは国内のみですが、岡山、富士、鈴鹿、もてぎ、SUGO、オートポリスの6サーキットで開催することができました。

まだ以前のようなお客様で溢れたシーンを見ることはできませんでしたが、それでもすべての関係者がコロナ対策を念頭において、頑張ってくれたおかげで、少しずつ以前の状況に近づきつつあります。

主催者ならびに関係各位には、感謝の言葉しかありません。

今年はARTAが結成して25年目の節目を迎えることになりました。

私がF1を退こうと思ったのは、「自分の将来の可能性よりも、子どもたちの未来の可能性の方がはるかに大きいから」と考えたからでした。そして、その考えに賛同していただいたのが、株式会社オートバックスセブンでした。

ARTAは1998年に活動を開始して、数多くのドライバーを輩出してきました。ここまで長期に渡り、サポートし続けていただいたオートバックスには、本当に感謝しています。改めて心よりお礼申し上げます。

カーボンゼロを目指してCOP26での決定は、いろいろと異論はあるでしょうが、大きな前進だと思います。

世界中の国が、企業が、人々がこの目標に向かって邁進していくことになります。

昨年30年ぶりにF1でチャンピオンを獲得したホンダも、サプライチェーンのCO2の削減目標を明確にしました。

SUPER GTでも、2023年からは環境燃料「カーボンニュートラル・フューエル」を全車に投入すると発表がありました。

モータースポーツに携わる私たちも、気候変動を常に意識して、自分たちでできることを考えて実行していきたいと思っています。

25年目の今年、SUPER GT GT500クラスは、野尻智紀と福住仁嶺で引き続きチャンピオンを目指してがんばります。

昨年は序盤でポイントを獲れなかったことが、終盤大きなネックになりました。

今年は一つひとつのレースを大切に、「獲れるポイントはすべて獲る」ことを念頭に戦って参ります。

GT300クラスは、長期に渡り共に戦ってくれた高木真一選手の後任として、武藤英紀選手を迎えて、さらにHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト出身の木村偉織を起用して、ドライバー育成に努めて参ります。

ドライバー育成の登竜門である全日本カート選手権OKクラスは、今年も株式会社オートバックスセブンのご支援をいただき子どもたちの活動を応援していきます。
一人でも多くの将来のドライバーが、ここから巣立ってくれることを願っています。

現在活躍している塚越広大、松浦孝亮、小林崇志、大湯都史樹、松下信治、佐藤蓮の6名をサポートドライバーとして応援して参ります。

ARTA25年目となる年に相応しい結果を残せるよう、チーム一丸となって邁進して参りますので、今年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

ARTA Project プロデューサー/総監督
鈴木 亜久里

株式会社オートバックスセブン 代表取締役 社長執行役員 小林 喜夫巳

平素よりARTAのご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。

2022年度ARTA体制発表にあたり、パートナー企業を代表してご挨拶申し上げます。

鈴木亜久里総監督とオートバックスは共に歩み、ARTAは発足25年目を迎えました。

これも、ひとえにARTAを応援いただいているファンの皆様のおかげだと感じております。

当社はモータースポーツの健全な発展を目的として、国内最大の観客動員数を誇るSUPER GTシリーズのタイトルスポンサーとして支援をしております。

さまざまな市場の変化がある中で、モータースポーツを一貫して支え続ける事が、クルマ業界全体の活性化、社会貢献の一環にもなっている、という信念のもと私共は活動してまいりました。

今年も引き続きタイトルスポンサーとしてお力添えいたします。

ARTAは2018年のリブランディングから、2020年には「ARTA CVSTOS(クストス)」をリリースし、今年度は「ARTA MECHANICS(メカニクス)」としてカスタムカーのブランドを立ち上げました。

カスタムカーの第1弾として、HONDA NSXをベースとした「LEGAVELO(リガヴェロ)」を東京オートサロン2022でお披露目し、ARTAとして新たな1歩を踏み出しております。

今後、「ARTA MECHANICS」は第2弾・第3弾と車種のバリエーションを広げてまいりますので、是非ご期待ください。

自動車業界は、カーボンニュートラルに向けたEVの普及や自動運転技術の向上など100年に1度と言われる大変革の時代を迎えています。

加えて、コロナ禍をきっかけに私たちを取り巻く環境は想像以上のスピードで変化しました。

オートバックスグループでは、コロナ禍の環境変化に対応するため、リモートワークを活用した働き方改革や店舗におけるピット作業WEB予約の推進などにより、感染拡大防止に最大限配慮しながら営業活動を継続するなど、様々なチャレンジを行ってきました。

また、EVや先進安全自動車の整備・メンテナンスに対応できる体制構築も推進しており、自動車メーカーや整備事業者と業界の垣根を越えたネットワークの構築を図ることで、お客様の利便性の向上を目指しています。

最後に、SUPER GTにおいても、ARTAは様々なトライ&エラーを乗り越えてチャンピオンという結果をつかもうと日々努力しています。

これは私たちが、お客様と向き合い、様々なチャレンジを行う事と通ずるものがあります。

当社はARTAと共に、お客様に楽しさや喜び、感動を与えられる結果を目指し、チャレンジし続けていく所存です。

本年度もどうぞARTAへのご声援をよろしくお願い申し上げます。

株式会社オートバックスセブン
代表取締役 社長執行役員
小林 喜夫巳