レポート・リザルトReport & Result

開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース
開催日:2019年4月27日〜28日

コース:鈴鹿サーキット国際南コース | 天候:晴れ| 路面状況:ドライ | 参加台数:30台


2019年オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第1戦・第2戦が4月27〜28日の2日間、三重県・鈴鹿サーキット国際南コースで開催された。

今年で7年目を迎えるオートバックスサポートの全日本最高峰、OK選手権。今季は継続参戦、ルーキーあわせて30台が開幕戦にエントリーしてきた。OKシリーズの一つの特徴となっているタイヤ戦争では、ブリヂストンが最多の18台に供給、昨年のチャンピオンメーカー、ヨコハマは4台、2年ぶりの王座奪還を目指すダンロップは8台へ供給する。

土曜日を迎えると、気温が急降下。最高気温も15度ほど、風も強く、雨が降る時間もあり、土曜日は非常に肌寒い気候となった。

井本大雅が大逆転でOK初優勝!!

土曜日に行われたタイムトライアル。今回も2グループに分かれての出走となったが、大方の予想通りに先に出走したAグループの方がタイムがよく、Aグループトップの古谷悠河(TONYKART/VORTEX/BS)が総合トップも獲得。OKクラス2年目の古谷は、初のトップタイム獲得となった。2位にはルーキーの渡会太一(DragoCorse/TM/BS)、3位に山田杯利(Crocpromotion/IAME/BS)と続く。

予選ヒートでは山田が好スタートを決めトップに浮上。その後トップを守るが、3周目の1コーナーで高橋悠之(TONYKART/VORTEX/BS)がトップに浮上。2位には伊藤琢磨(FA-KART/VORTEX/BS)が上がってくる。両者は等間隔のまま周回を重ねていくが、終盤に入ると山田が伊藤をパスし2番手を奪い、高橋、山田、伊藤の順でチェッカーとなった。

決勝日は気温も上昇し、心地いいコンディション。午前中に行われた第1戦決勝では、まず高橋が好ダッシュからレースをリードし、それを山田が追う展開となる。しかし、その後方に接近してきた佐々木大樹(TONYKART/VORTEX/BS)が9周目にトップを奪うと、山田を引き連れるように周回を重ねていく。

レース中盤、後方から追い上げてきたのがトラブルで予選を走れなかった井本大雅(EXPRIT/TM/DL)。予選でタイヤを使わずタイヤを温存できた井本は、決勝終盤に入っても落ちることなくトップに迫っていく。残り4周を切った21周目にトップを奪った井本は、その勢いのまま集団から抜け出し独走、大逆転でOK初優勝を飾った。


井本大雅/優勝ドライバーのコメント

予選を走っていないので複雑なものはありますが、初優勝は嬉しいです。走っている間はトップに追いつく自信もなかったのですが、気づいたらトップに出ていた感じでした。午後は予選もしっかり走ったうえで勝ちたいです。


佐々木大樹が作戦通りの走りで優勝!

第2戦の予選ヒートでは山田とFP-Jrから飛び級でOKクラスへとステップアップしてきた佐藤凌音(INTREPID/TM/BS)が激しいトップ争いを展開。その後方は森山冬星(PRAGA/IAME/BS)が単独3番手を走行する。

トップ争いは接近戦のまま最終ラップに突入するが、S字で佐藤と山田が接触。ともにリタイアとなる。これでトップとなった森山が決勝のポールポジションを獲得した。

決勝ヒートで快走を見せたのは佐々木。2周目にトップに立つと、後半が厳しくなることを見越して、序盤のうちにペースアップを図り、チームメイトの高橋とともに3番手以下に大量リードを築くことに成功する。佐々木は、終盤にややペースが落ちたものの、それまでのリードを活かし、さらには高橋も突き放す独走で優勝。2位に高橋が入り、トニーカート勢が1-2フィニッシュを達成した。

佐々木大樹/優勝ドライバーのコメント

途中までは高橋選手に負けるかと思いましたが、決勝へ向けシャシー変更したこともよかったのか後半に離すことができました。今回は調子が悪い中でも、できうる限りの結果を残すことができたので、シリーズチャンピオンへ向け次戦以降も頑張りたいと思います。