レポート・リザルトReport & Result

開催場所:本庄サーキット
開催日:2018年6月2〜3日

コース:本庄サーキット | 天候:晴れ| 路面状況:ドライ | 参加台数:21台


2018年オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第3戦・第4戦が6月2〜3日に埼玉県の本庄サーキットで開催された。開幕戦から約ひと月半のインターバルを経て開催された今大会。このインターバルの間に各チームともテストを重ね熟成を図ってきた。その成果が、どう発揮されるかにも注目が集まる。

会場となる本庄サーキットは、普段は4輪のスポーツ走行が行われるミニサーキット。ストレートの長いコースでスリップストリーム効果も大きく、レースは混戦が予想された。

レースウィークは梅雨入り直前の好天に恵まれ、気温も30度近くまで上昇するなど、厳しいコンディションとなった。

佐々木大樹、チームメイトとのバトルを制し今季2勝目を獲得!

土曜日夕方に行われたタイムトライアル。今回はエントリーが21台のため、タイムトライアルは組分けせず1グループでのタイムアタックとなった。また、通常は計測時間後半にコースインすることが多いが、今回は計測開始直後から続々とコースインする車両があり、時間いっぱいタイムアタックする姿も見られた。

トップタイムを獲得したのは、終始、単独でのアタックを繰り返していた佐藤蓮(DragoCorse/TM/YH)。僅差の2番手に佐々木大樹(TONYKART/VORTEX/BS)、3番手に高橋悠之(TONYKART/VORTEX/BS)が続く。

予選ヒートでは、佐藤が好スタートからレースをリード。2番手争いは佐々木、高橋、名取鉄平(BirelART/IAME/BS)らで展開される。佐藤は序盤にリードを築くが、中盤に2番手に上がった名取が、集団を抜け出すと、徐々に佐藤を追い詰めていく。終盤、周回ごとに差を縮める名取。最終ラップには佐藤と名取はテールtoノーズとなるが、佐藤が最後まで名取を抑え切りトップチェッカー。第3戦決勝のPPを獲得した。

日曜日午前中とはいえ、気温が30度近くまで上昇した中で行われた第3戦決勝。好スタートを見せたのは佐藤。それに佐々木、高橋、名取、三村壮太郎(CrocPromotion/TM/YH)が続きトップグループを構成する。この中で主導権を握ったのが佐々木、高橋のトニーカート勢。マシンセットがうまく合い、タイヤを持たせながら周回した2台は、中盤以降に集団から抜け出し、2台によるマッチレースの様相となる。テールtoノーズのまま周回を続ける2台だったが、佐々木が高橋を抑え込み、トップを譲ることなくチェッカー。開幕戦以来となる今季2勝目を獲得。高橋が2位に入り、トニーカートRTJが1-2フィニッシュを飾った。3位には最終ラップに逆転した佐藤が入った。


佐々木大樹/優勝ドライバーのコメント

序盤から集団でのレースとなりましたが、最後まで余裕があるのは自分と高橋選手だったので、最後は2台でのレースと考えていました。次回の茂原大会がスーパーGTと重なり出場できないので、ここは確実に勝ちたいと思っていましたし、トニーカートで1-2が取れたのでうれしいです。チームとして、午後のレースを苦手としているので、今回は午後のレースもしっかりと勝ちたいと思います。


名取鉄平、佐々木大樹とのバトルに打ち勝ち今季初優勝!

第4戦の予選ヒートも佐藤の好スタートで始まる。3周目、高橋がトップを奪い、佐々木も2番手に浮上。その後、2台のフォーメーションが続くが、7周目に佐々木がトップに出ると、そのすきをついて佐藤も2番手に上がる。トップ2は後続をやや引き離して周回を重ねていくが、13周目の1コーナー立ち上がりで佐藤がエンジンを焼き付かせストップ。これで佐々木が単独トップとなり、決勝のPPを獲得した。

決勝ヒートはPPの佐々木がホールショット。それを名取、水野、高橋らが追う展開となる。佐々木は名取を引き連れながら集団を抜け出し、一騎打ちへと持ち込んでいく。途中、名取が先頭に出る場面もあったが、すぐに佐々木が逆転。主導権を握って周回を重ねていく。その後方の3番手争いからはルーキーの森山冬星(TONYKART/IAME/BS)が抜け出してくる。

レースが動いたのはラスト3周となった23周目。このタイミングを狙っていたという名取が佐々木をパスし先頭に躍り出る。名取は残りの周回でブロックを駆使し佐々木を抑え込むと僅差で逃げ切り今季初優勝。2位に佐々木が入り開幕から2戦連続での表彰台獲得。3位は初表彰台となる森山が入った。


名取鉄平/優勝ドライバーのコメント

午前中は変化した路面コンディションなどに苦しみましたが、それが午後のレースにつながったと思います。優勝できたことはとてもうれしいです。もてぎでは出遅れていたので、これで少し挽回できたかなと思います。佐々木選手とのバトルでは絶対負けない、という気持ちで走っていました。