レポート・リザルトReport & Result

開催場所:本庄サーキット
開催日:2017年6月3〜4日

コース:本庄サーキット | 天候:晴れ | 路面状況:ドライ | 参加台数:26台


2017年オートバックス全日本カート選手権OKシリーズ第3戦・第4戦が、4月22〜23日の2日間、埼玉県・本庄サーキットで開催された。

これまで東地域シリーズを開催し、数々の名勝負を生み出してきた本庄サーキット。全日本開催コースとしては異色のロングストレートを主体としたコースレイアウトを持ち、今回が最高峰クラス初開催となる。

事前テスト段階からOKクラスは130㎞/hオーバーを記録。エンジンが勝負のカギを握るコースと考えられた。

レースウィークは好天が続き、やや風が強いものの絶好のレースコンディションで決勝が行われた。

佐藤蓮、開幕3連勝を記録!

土曜日に行われたQP2グループに分かれたタイムアタック。Aグループで出走した佐藤蓮(DragoCorse・TM・DL)はさほどスリップを使わずにタイムアタックし総合トップタイムをマーク。2位に澤田真治(EXPRIT・VORTEX・DL)、3位に佐々木大樹(TONYKART・VORTEX・BS)が続く。

土曜日夕方に行われた第3戦予選ヒートは、スタート直前に後続にプッシュされた朝日ターボ(EXPRIT・TM・DL)がスピンし大きく遅れるアクシデント。さらに4周目のストレートでは佐々木がエンジントラブルでリタイアを喫する。

上位争いは環優光(EXPRIT・VORTEX・DL)、佐藤、井本大雅(EXPRIT・VORTEX・DL)、澤田がトップグループを構成。環が佐藤を抑えたまま周回を重ねていく。そのまま環がトップを守るかに思われたが、終盤に佐藤が逆転。佐藤、環、澤田、井本の順でチェッカーとなった。

日曜日午前中に行われた第3戦決勝。ホールショットは澤田が獲得。佐藤は2番手に落ちるものの、すぐさま逆転しトップに立つ。佐藤の後方には環が浮上、澤田、三宅淳詞(SWF・IAME・BS)と続いていく。ややペースに勝る佐藤が集団を抜け出しかけると、澤田も環をかわし追走。トップ2が集団から離れていく。3番手には8番グリッドスタートの高橋悠之(TONYKART・VORTEX・BS)が浮上し、高橋も単独走行となる。

レースが中盤から終盤へと向かっても佐藤と澤田は1車身ほどの差を保ったまま周回。ワンチャンスで逆転ができそうな距離を保っていく。しかし、終盤に入るとやや佐藤のペースが勝り、じりじりとリード。最後は約3秒差まで広げて佐藤が開幕3連勝を飾った。2位に澤田、3位は終盤に高橋を逆転した三宅が入った。


佐藤蓮/優勝ドライバーのコメント

土曜日の予選ではタイヤ温存を考えて走っていました。決勝では前半に前に出て、後半に離していくイメージを持って臨みました。セッティングも後半向けにしていたので、それがよかったと思います。今回の第3戦では、予選で有力選手が下位に沈んでいたので、次の第4戦の予選、決勝がどうなるか。SUGOの時ほどのアドバンテージはないので、バトルとなることも考えています。


ファイナルラップの大逆転! 名取鉄平、今季初優勝!

第4戦の予選ヒートは佐藤がホールショット。しかし、すぐに井本が逆転しトップに立つ。その後、一度は佐藤にかわされた井本だったが、3周目にトップに返り咲くと、その後はトップを守ったまま周回。それを佐藤、佐々木、澤田らが追う展開となる。

トップ2はやや集団を抜け出すようにリードを広げ、終盤へ。後方では佐々木、澤田、環、小川らの3番手争いが激化する。

結局、このヒートは佐藤がトップチェッカー。2位に井本、3位に佐々木の順となった。

佐藤の開幕4連勝なるかに注目が集まった第4戦決勝。好スタートを見せたのは井本、さらに環もジャンプアップを見せる。それでも、佐藤は2番手を死守。3周目にはトップに立ち集団を引っ張っていく。しかし、佐藤はリードを広げられず、レースは混戦模様で中盤戦へ。ここでトップ争いの主導権を握ったのが名取鉄平(BirelART・IAME・BS)。名取は佐藤と順位を入れ替えながら周回を重ねていく。さらに、三宅もトップ争いに加わり、トップに立つ活躍も見せる。

終盤、レースは混戦のまま最終ラップへ。ここでまず動いたのが佐藤。トップを走る佐藤は、インを閉めるブロックラインで名取の追撃を抑え込んでいく。しかし、ブロックを予想していた名取は、第2ヘアピンでアウトからアプローチし立ち上がりで逆転。そのままチェッカーを受け、今季初優勝を飾った。2位に佐藤、3位に三宅と続いた。


名取鉄平/優勝ドライバーのコメント

今は今季初優勝で夢のようですが、すごくうれしく思います。スタッフや関係者に感謝したいです。佐藤選手とは鈴鹿レーシングスクールで一緒なので、彼の連勝についても二人でいろいろと話していました。
この調子で次からも勝って、昨年とれなかったチャンピオンを狙いたいと思います。